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Dave(デイヴ) 1998年サウスロンドン生まれのDave (デイヴ)は、現代のUKヒップホップ・グライム・シーンを代表するラッパー兼プロデューサー。2019年に発表されたデビュー作『Psychodrama』が全英No.1を獲得し、同年にマーキュリー・プライズを受賞した他、英国最大級の音楽賞ブリット・アワード2020にて最優秀アルバムを受賞。昨年リリースされた2枚目のアルバム『We’re All Alone In This Together』は、全英アルバム・チャートにおいて、初登場1位を獲得し、デビューから2作連続での首位獲得となった。そして、今年の2月8日に開催されたブリット・アワード 2022では、アデル、エド・シーラン、リトル・シムズと並んで最多4部門ノミネートされ、見事、最優秀ヒップホップ/グライム/ラップ・アクト部門を受賞している。 2月から3月にかけてデイヴは、最新アルバム『We’re All Alone In This Together』を引っ提げてイギリスとアイルランドを回る、自身初のアリーナ・ツアーにおいて動員14万人の12公演を敢行し、ツアーの終盤のタイミングで、ニュー・シングル「Starlight」を現地時間3月3日にリリースした。この楽曲は、デイヴ本人がプロデュースを手がけ、フランク・シナトラの「Fly Me To The Moon」を引用しており、Nathan Tetteyとデイヴ本人が監督しているミュージック・ビデオは、イギリスでYouTubeのトレンド1位を獲得する程の話題となった。 ニュー・シングル「Starlight」は、リリースから初週で770万回ストリーミングされ、イギリスにおいて今年の売り上げ最速のシングルとなり、現地時間3月11日に発表された全英シングル・チャートで見事初登場1位を獲得した。更には、今年初登場1位を獲得したシングルは、この「Starlight」が初という快挙となり、且つ、デイヴにとって2018年にリリースされた「Funky Friday feat. Fredo」以来の2度目の全英No.1シングルとなった。また、同楽曲はアイルランドでも1位を獲得し、アイルランドでの1位獲得はデイヴにとって初の快挙となる。 デイヴは、初のアリーナ・ツアーを振り返って、「14万人のと人々と、初のアリーナ・ツアー。全12公演、素晴らしかった。一生忘れられない」と、自信のInstagramに公演の写真と共に投稿しており、この夏にはレディングとリーズ・フェスティヴァルにソロアーティストとして最年少で出演する予定。 <「Starlight」 Official Music Video> <リリース情報> 最新シングル「Starlight」配信中 再生・購入 2ndアルバム 『We’re All Alone In This Together』 2021年7月23日リリース 再生・購入 【2nd アルバム『We’re All Alone In This Together』収録曲】 1. We’re All Alone 2. Verdansk 3…. もっと読む »
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Written by Virgin Music Japan Staff イギリスの音楽シーンを代表する音楽の祭典「ブリット・アワード」。英国版グラミー賞とも言える同アワードは、2022年は現地時間2月8日にロンドンのO2アリーナで開催となる。イギリス国外の視聴者にはYouTubeチャンネルでも配信されるように、音楽のトレンドや今後活躍が期待されるアーティストに注目が集まるイベントとして今や世界中から注目が集まる。 今年のブリット・アワードでは、最多の4部門にノミネートされたアーティストは、エド・シーラン、アデルという近年のイギリス音楽の代名詞といえる二人だが、その間に割って入るのが、フィメール・ラッパーとして活動するロンドン出身のリトル・シムズ。そして、昨今のUKヒップホップ・グライム・シーンで一際注目と評価を高めている若手ラッパーのDave (デイヴ)だ。 1998年生まれのDaveは23歳と若手ながら最優秀アーティスト賞にノミネート。加えて、2ndアルバム『We’re All Alone in This Together』が最優秀アルバム賞、「Clash feat. Stormzy」が最優秀楽曲賞、そして今年から新設された最優秀ヒップホップ/グライム/ラップ・アクトでノミネートされた。 インディペンデントなアーティストとして、高いラップスキルとストーリーテリングが評価されてきたDaveは、若くしてStormzyやKano、Ghetts、J Husなど、UKヒップホップやグライム・シーンを代表するアーティストたちと比較されるほどだ。 彼の名声が世界的に広まったと言えるのが、2021年にリリースされた最新アルバム『We’re All Alone In This Together』だ。彼独特の音楽性とコンシャスなリリックなどがロンドンの若者層を代弁する作品として、2021年を象徴するヒップホップ・アルバムと言える。 インディペンデントなリリースであるにも関わらず同作はデビュー週でイギリス・アルバムチャート1位を獲得。Apple Musicでも31カ国のアルバムチャートで1位を獲得した。彼は2019年のデビューアルバム『Psychodrama』でもアルバムチャート1位を取っているだけに、今作は彼のアーティストとしての地位を確立させただけでなく、UKヒップホップというジャンルの人気と勢いをメインストリームな音楽シーンに押し広げて代表作となっている。 商業的成功に加えて、NMEやGigwise、HipHopDXなどの音楽メディアの評論家からは高評価を得ており、ザ・ガーディアンやインディペンデント、イブニング・スタンダードなどが選ぶ2021年ベスト・アルバムに選出されるように、本作を通じてDaveの影響力と注目は、世界的なメインストリーム・メディアへと広がっている。 もう一点、『We’re All Alone In This Together』で見逃せないのは、「Clash」ではStormzy、「Both Sides of a Smile」ではJames Blake、「System」ではアフロビート・シーンの注目MC、ナイジェリア出身のWizkidとコラボレーションしているように、ゲストアーティストや楽曲制作の多様性の高さだ。ヒップホップやグライムが彼のルーツであることに変わりはない。そこに、アフロビートやゴスペル、エレクトロニカ、ドリルなどの要素を楽曲に取り入れたり、ギターやピアノ、サンプリング音を匠にかぶせた音作りが随所に聞こえる。例えば、UKヒップホップ界トップMCのFredoやGhetts、Meekz、Giggsが参加し、昨今のヒップホップ曲では異質の7分以上もある「In The Fire」は、カニエ・ウェスト・スタイルのコール&レスポンスが聞こえてくるように、Daveのクリエイティブな側面からは、UKヒップホップの可能性と方向性を示しているとも言えるはずだ。 23歳という若さでファンや評論家から一目置かれる存在となったDave。彼は、ナイジェリア移民の両親の元に生まれ、サウスロンドンで育った。2015年頃からフリースタイル・ラップを披露し始め、UKヒップホップ界隈のインフルエンサーやYouTubeチャンネルから注目を浴び、2016年にはAJ Traceyをフィーチャリングしたシングル「Thiago Silva」がYouTubeやSpotifyなどで話題を呼ぶ。同年にデビューEP「Six Path」をセルフリリースし、イギリスのインディペンデント・アーティスト・チャートでトップ20入を果たす。 Daveの名前が注目を浴びたのは、2016年にDrakeをフィーチャリングした「Wanna Know」(Remix)だ。2017年にはDrakeのロンドン公演でパフォーマンスを披露し、Drakeのミックステープ『More Life』にDaveもフィーチャリングされた。同年にはMOBOアワードで新人賞を受賞。2018年ブリット・アワードでは「ブリティッシュ・ブレイクスルー・アクト」にノミネートされ、DrakeとOVO Soundのフックアップによって、イギリス注目の若手ラッパーとして脚光を浴び始める。 2019年にインディペンデント・リリースとなったデビュー・アルバム『Psychodrama』では、2019年のマーキュリー賞、2020年のブリット・アワードで最優秀アルバム賞を受賞した。 ブリット・アワードでの4部門最多ノミネート。『We’re All Alone in This… もっと読む »