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【蓮沼執太】革新的で最新鋭なアートミュージック、蓮沼執太のソロアルバム『unpeople』が10月6日(金)リリース。リリース記念の展覧会「unpeople」が恵比寿POSTで9月1日(金)から開催。

蓮沼執太のソロ・プロジェクトがいよいよアルバムになってリリースされる。コロナ・パンデミック以降、NYブルックリンから東京へと拠点を移した蓮沼執太は、蓮沼執太フィルでの活動はもちろんのこと、アート作品の展示から映画、ドラマ、テレビの劇伴まで、国内外の芸術分野で縦横無尽に活動してきた。そんな躍進の中で、じっくりとマイペースに「純粋に自分のための音楽」として作り続けていた楽曲をまとめたものが、アルバム『unpeople』である。 蓮沼の近年の音の記憶とも言えるサウンドワークを共に輝かせる多彩なアーティストは、International Anthem や Nonsuch Records からの作品リリースで知られるギタリスト Jeff Parker(ジェフ・パーカー)、ライブでも共演をしている Cornelius 小山田圭吾 によるレイヤーが重なるギターサウンド、蓮沼と不定期にコラボレーションを続ける灰野敬二の様々な楽器演奏、NYのドラマー Greg Fox(グレッグ・フォックス)、おおらかで豊かな広がりをもった KOM_I(コムアイ)のヴォイス、三線や三板を演奏する沖縄在住の新垣睦美。蓮沼執太フィルでも活動をするギタリスト石塚周太、和楽器笙の音無史哉がゲストとして参加している。活動領域やその音楽性も様々なミュージシャンの音が集い、このアルバムの音のコントラストを上げている。 テクノ、アンビエント、ジャズ、ポストクラシカル、現代音楽までも内包しているサウンドワークは、蓮沼執太自身の多岐にわたる活動のように、自由で風通しの良い音の響きを創出している。 プロダクションにおいては、蓮沼のブルックリンと東京でのプライベート・スタジオでアルバム中核となる楽器のレコーディング、ミックスが行われた。それらの音を蓮沼の盟友エンジニア・葛西敏彦と共同ミックスを行った。マスタリングは Guy Davie (Electric Mastering) によるもの。信頼するエンジニアとの協働によって、確固たる音響を追求している。 スタジオ・レコーディング・アルバムとしては、歌唱作品『メロディーズ』(2016) 以来7年ぶり。インストゥルメント作品では『POP OOGA』(2008) 以来15年ぶりの作品リリースとなり、満を持して送り出す一枚となる。 人間不在を感じさせるアルバムのアートワークは、写真家・池谷陸と田中せりによるアート・ディレクションで構成されている。事前にリリースされている配信シングル9曲のアートワークから蓮沼、池谷、田中の三者によるコラボレーションがスタートした。9月1日(金)から恵比寿にあるアートブックショップPOSTでは、三者による同タイトルの展覧会「unpeople」もスタートする。音楽からアートへ、アートから音楽へ。芸術の新しい可能性が広がる展開がここから始まっている。 本日8月10日(木)より『unpeople』のPre-save/Pre-addの事前予約もスタート。Spotify/DeezerのPre-save、Apple MusicのPre-Addボタンをクリックすれば、自身のお気に入りまたはライブラリに予約登録され、配信初日に聴き逃がすことなく新曲を楽しむことができるのでぜひアクセスしておこう。 【RELEASE INFORMATION】 蓮沼執太 アルバム『unpeople』 収録曲 unpeople Emergence Pierrepont Irie Postpone Selves Sando Vanish, Memoria Lunar Mare Fairlight Bright Hypha Wirkraum Weather Chroma 参加ゲスト: ジェフ・パーカー、Cornelius (小山田圭吾)、KOM_I、音無史哉、グレッグ・フォックス、石塚周太、新垣睦美、灰野敬二 <Digital>… もっと読む »