1984年結成、2002年より現在のバンド体制となり、圧倒的なライブパフォーマンスで今なおシーンを席巻し続けるパンクバンド、SA(エスエー)。今年7月にライブ会場、バンド通販にて数量限定で先行販売していた3年ぶりのアルバム『hopes』の豪華仕様盤リリースが決定した。10月11日(水)にリリースされる豪華仕様盤『hopes』には珠玉の6曲に、ボーナストラックとして「NEW FIRST STEP」を追加した計7曲を収録。「NEW FIRST STEP」は2022年にライブ会場、バンド通販限定で販売するも販売終了となっており、現在入手困難となっている。さらにスリーブケース仕様、特典としてステッカーを2枚が封入されたパッケージとなっている。 豪華盤リリースに先駆けて、9月6日(水)に収録曲「敗れざる者」の先行配信も決定した。「敗れざる者」は、今までも、コロナ禍でも、そしてこれからもバンドを信じて応援し続けてくれているファンへのメッセージをのせたパンクアンセムだ。オフィシャルYouTubeではすでにミュージックビデオが公開されているが、ダウンロード、サブスクリプション配信は初となる。「敗れざる者」のPre-save、Pre-Addの事前予約もスタート。Spotify / DeezerのPre-save、Apple MusicのPre-addボタンをクリックすれば、自身のお気に入りまたはライブラリに予約登録され、配信初日に聴き逃がすことなく新曲を楽しむことができるのでぜひアクセスしよう。 ■先行シングル 「敗れざる者」 2023年9月6日(水)デジタルリリース Pre-add / Pre-save予約 (~9/5(火) 23:59まで受付) ■Vo.TAISEIによる「敗れざる者」楽曲解説 「折れかけていた。心も気持ちも折れかけていた。 いや、本当はもうとっくの前に折れていたのかもしれない。 真っ暗闇のトンネルの中、強がって何食わぬ顔で 「それでも胸張っていこうぜ!」と歌っていた。 しかし本当はそれを言えない自分が居た。 その時の俺の顔は多分、 随分といびつな笑顔だったに違いない。 いつだって強い人間でいることなんて無理だった。 正直な話、 今回の作品は「最後の作品」くらいの気持ちだった。 人には人生がある。生活がある。守るものがある。 20年走ってきた。 「お前もう、充分やって来たじゃねぇか」 と自分に問いかけていた。 そんな中この曲の制作に取り掛かり歌詞を書いているときに コロナ禍で声も出せず、踊れもせず、拳も挙げられない中、 それでも俺たちのライブに来てくれるヤツらの顔が 浮かんでは消えたんだ。 コムレイズには親父もいる。ママもいる。野球少年もいる。 小さな可愛い女の子もいる。 野郎たちは「タイセイ、一緒にいきましょう!」 そんな目をしてた。 少年少女は 「やっぱタイセイさんは俺の私のヒーローだな!」 目を輝かせている。 そんな景色が俺にはまだあるんだと思った時、 「そうだよ、落ちるわけにはいかねぇ、 逃げ出すわけにはいかねぇ」って心から思ったんだ。 掲げた旗を俺が降ろすわけにはいかないと。 くさい言い方かもしれないが 本当にコムレイズに手を引っ張ってもらった、 そんな気持ちを歌詞にした。 悩み、嘆き、 そして諦めのその先に見つけた小さな灯火のような曲だよ。 俺はこの曲に救われた。 「さぁまた立ち上がれ!」そうお前たちに言う。 そして俺自身に言おう。… もっと読む »