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ドリーム・ポップとサイケ・ポップを再定義する超新星バンド、2020年代注目のDrug Store Romeos【Virgin Music Japan Picks】

執筆:RUPIN(Virgin Music Japan Staff) Virgin Music Japanがインディ音楽シーンで注目され始めたばかりの気鋭な新人アーティストを紹介する企画「Virgin Music Japan Picks」。迎えた5回目となる今回は、Tame Impala、The Big Moonなどが所属するFiction Recordsから今年デビューしたばかりのUK出身の3人組バンド、Drug Store Romeos(ドラッグ・ストア・ロメオズ)だ。 メンバー全員がまだ20代前半のDrug Store Romeosは、幼なじみだったドラマーのJonny GilbertとギタリストのCharlie Hendersonが出した新しいベーシスト募集の広告に、ベースも持っていなかったボーカリストのSarah Downieが応募したことがきっかけで結成された(後にCharlieがベーシストに役割を変更)。Drug Store Romeosというバンド名は、テネシー・ウィリアムズの戯曲「欲望という名の電車」に由来する。 「ロンドンシーンのバンド」というカテゴリーをご存知の方からは、焦燥感に駆られるポストパンク・バンドのようなサウンドを想像するかもしれない。しかし、彼らの音楽は、全くそういった類ではない。Broadcast、Stereolab、Mild High Clubなどの個性的なアーティストを参考にしながら、プロデューサーのGeorge Murphyと協力して、彼らのサウンドをさらに高めてきた。デビューしたばかりだが、Drug Store Romeosの音楽はまるで時代感覚を超えたサウンドだ。1990年代の4ADを彷彿させる催眠術のように繊細なドリームポップと、チープなシンセサイザーやドラムマシンによるスペーシーな探求心がミックスされたようなサウンド、クラウトロックやジャーマンロックにも影響を受けた世界観が魅力の素晴らしいバンドだ。彼らの曲には宇宙的な神秘性や、ロマンティシズム、異世界感を表現している。加えて、初期のスタジオセッションから一緒に仕事をしてきたMurphyのプロダクションが、儚さを損なうことなくアルバムに重みを与えている。メンバーのCharlieは自分たちの音楽を「僕らの曲の多くは、揺れるような動きと柔らかなエネルギーを持っている。多くの人は、夜、一人で聴くと思う。」と語る。 今年に入りバンドは、The FADER恒例の新人アーティストをピックアップするテイストメーカーシリーズである「GEN F」や、Pigeons & Planesの「2021年に聴くべき15の新人・新進バンド」に選ばれた。BBC Radio 1のジャック・サンダース、ヒュー・スティーブンス、フィル・タガート、シアン・エレリ、6 Musicのローレン・ラバーン、ショーン・キーベニー、Radio Xのジョン・ケネディ、Apple Musicのマット・ウィルキンソンなど、新人バンドと思えないほど、世界配信のラジオDJから常に高い評価を受けている。 今年の夏にリリースされたデビューアルバム『The world within our bedrooms』は、例えるならBeach Houseのアルバム『Devotion』を彷彿させるような、全曲を通じて超現実的なUK都市型ポップスと言えるサウンドを表現している。薄暗い雰囲気が漂いつつも、若さと冒険心が垣間見え、日常からの逃避、そして芸術は常に逃避したい人のためにあることを伝えている。メンバーは「このアルバムは、感情と色の配置の旅なんだ。多くのバンドは、アルバム全体を通して一貫した感情を表現しているが、私たちは変化し続ける人々の精神状態を反映させたい。私たちは常に自分だけの世界を作りたいんだ」と語る。 作品では音楽的な芸術表現に加えて、既成の秩序や常識に対する否定、攻撃、破壊を大きな特徴とするダダイズムの影響も受けており、ボーカルのSarahは歌詞のインスピレーションを探すため、eBayで2000年代前の雑誌を集めたという。先行リリースされたシングル「What’s On Your Mind」と「Secret Plan」を含め、同アルバムはThe Line Of Best Fit、So… もっと読む »

【VOLOMUSIKS】ジャズ・ロック・ポップスが極上にクロスオーヴァーされたオルタナティブ・ポップ・トリオ VOLOMUSIKS(ボロムジクス)、本日9月29日(水)にニューシングル「あなたの海」配信開始、MVも公開スタート!

VOLOMUSIKS(ボロムジクス) 一度聴いたら忘れられない、ライブを観た瞬間虜になる。 ジャズ・ロック・ポップスが極上にクロスオーヴァーされたオルタナティブ・ポップ・トリオ “VOLOMUSIKS”。 さまざまなアーティストのレコーディングやライブサポートでも活躍する、実力派メンバー3人によるVOLOMUSIKSの2021年第一弾シングル「あなたの海」が、本日9月29日(水)に配信となった。<命の重さ>という大きなテーマを、アートでクールなトラックに乗せて切なく奏でる印象的な楽曲で、瞼に残る残像を描き出すような、リリカルでイマジナブルな情景が胸に迫り心を揺らす。 その世界観を表現した、美しい静謐な映像によるMVも本日公開となった。 リリースに際して、メンバーからの作品解説コメントも到着している。 【VOLOMUSIKSからの作品解説】 歌詞解説:こまつかおり (Vo.) テレビをつければ小さな命が犠牲になっているニュースをよく目にします。 そんな中、何もできない無力な自分に落ち込み、やり場のないこの気持ちを形にしたいと思い、曲が完成しました。 自分とは無縁だと思っていても、すぐ側で、あるいは当事者にさえなり得るということも忘れてはいけない。 これから色々な素晴らしいことや幸せに出会うはずだった未来が閉ざされてしまった彼らに、もしもあの世というものが存在するならば、どうか痛みも苦しみも悲しみもない世界で、ただただ温かい愛情に包まれて過ごせますようにと、願いを込めています。 楽曲解説 : こまつゆか (Key.) この曲の歌詞を読ませてもらった時、これまで何度も目にしてきた問題と改めて向き合う機会となり、とてもやりきれない気持ちになったのですが、歌詞に込められた想いと言葉の力で曲はするすると形になっていきました。 サウンド面では繰り返されるどうにも出来ない混沌とした部分と、それでも少しでも何か救いがあってほしいという想いを込めて、ひとつひとつ音にしています。 【リリース情報】 ニュー・デジタル・シングル VOLOMUSIKS 「あなたの海」 発売日:2021年9月29日(水) Lyrics: こまつかおり Music: こまつゆか Arranged and Produced by VOLOMUSIKS 再生・購入 【今後の予定】NEXTシングルが10月末に配信予定! 【プロフィール】 VOLOMUSIKS ジャズ・ロック・ポップスが極上にクロスオーヴァーされたオルタナティブ・ポップ・トリオ。 2012年よりVo.こまつかおり、Key.こまつゆか、Ba.松林大樹での活動がスタート。 さまざまなアーティストのレコーディングやライブサポートでも活躍する実力派メンバーによるトリオ。 「歌詞で心を、音で身体を揺さぶる音楽」を合言葉に、都内を中心に活動中。 オーディエンスを虜にする表現豊かな演奏と圧倒的なライブパフォーマンスは必見。 2012年吉祥寺音楽祭第11回吉音コンテストでグランプリ受賞。 “Charisma.com” “水曜日のカンパネラ”や、”惑星アブノーマル” などが収録された、ライブイベント<ガールズトーク>のコンピレーションアルバムに参加。 2017年、初のカバー・アルバムをリリース。映画挿入歌として楽曲が使用される。 2018年2月、香港で2,000人の会場で初の海外演奏を行う。 2018年4月、香港のカリスマバンド“Chochukmo”のマイク・オレンジ氏をプロデューサーに迎えた「春の精」を配信リリース。 2018年9月、中洲JAZZフェスティバルに初出演。 シングル「SEASON」を配信リリース、iTunesジャズチャート1位を記録。 人気キャラクター”忠犬もちしば”のテーマソングを担当。 2019年4月、オリジナルミニアルバム『TEMPORAL』をリリース。 2020年6月、シングル“1 2… もっと読む »

【Jazztronik】トリオ編成での新作EP『Universal Language』より「Move」を先行配信リリース!

10月6日(水)に配信される新作EP『Universal Language』より、リード曲の「Move」が9月29日(水)に先行配信シングルとしてリリースされた。 今作は、さまざまな音楽ジャンルを網羅するJazztronikの、新しくもありBack to Basicsな約3年半ぶりのインスト作品。全国のフェスやライブ会場で精力的にライブ活動をおこない音源化の希望も多いTrio編成(Pf / Key、Dr、Ba)では初のリ リースとなる。 強靭なリズム隊を軸にダンスミュージックやアンビエント要素の入った幅広い世界観で、トリオ編成とは思えない壮大な作品に仕上がっている。 世界に通用する野崎良太の音楽性、そして3人の技術を存分に体感できる、日本から世界へ向けた渾身の作品、音楽好きは必聴だ。 そして、10月からはおよそ2年ぶりとなる全国ツアーが大阪、名古屋、福岡、広島、東京の5箇所で開催される。 この秋は、トリオ編成だからこそ感じられる”現在”のJazztronikの音を存分に楽しんでみてはいかがだろうか。 また、10月6日(水)に配信リリースされる『Universal Language』の配信予約、Spotify Pre-save、Apple Music Pre-add が本日(9月29日)よりスタート。Pre-save、Pre-addへのエントリーを行うと『Universal Language』が自分のアカウントに追加され、10月6日の配信初日から聴き逃がすことなくストリーミングで楽しむことができるので、是非チェックしておきたい。 ◆ Release Information 先行配信シングル「Move」 ▪︎リリース日:2021年9月29日(水) ▪︎形態:デジタルリリース ▪︎収録内容:「Move」全1曲 再生・購入 EP『Universal Language』 ▪︎リリース日:2021年10月6日(水) ▪︎形態:デジタルリリース ▪︎収録内容:「Move」「The Hare and the Tortoise」「In the Forest」「Evening Shower」「Don’t miss that train」「1976」全6曲 Pre-add / Pre-save にて配信予約をする ◆ Live Information Jazztronik “Universal Language” Release TOUR 10月18日(月)大阪:BananaHall 19:00開演(18:00開場)… もっと読む »

【Olivia Newton-John】1981年10月にリリースされた『フィジカル』の40周年企画作発売が決定!

Olivia Newton-Joh(オリビア・ニュートン・ジョン) これまで4度グラミー賞を受賞し、アルバムの総売上枚数は1億を越え!ブリティッシュ系オーストラリア人でありながら、オーストラリアの人間国宝に値するNational Living Treasure of Australiaにも認定されているオリビア・ニュートン・ジョン。1978年の学園ミュージカル映画「グリース」にて、ジョン・トラボルタと共にサンディ・オルソンを演じたことで一気に知名度を上げ、オリビアの代表曲でもある「フィジカル」は、全米シングル・チャートにて10週連続して1位を獲得し、80年代を代表するグローバル・スーパー・アイドルとして活躍。 そんなオリビアの、1981年10月にリリースされ、全世界で1,000万枚を突破した大ヒット・アルバム『フィジカル』の40周年を記念した『Physical Deluxe Edition』のリリースが10月22日に決定した。大ヒット曲「フィジカル」の他には、リミックス、ボーナス・トラック等、全31曲がリマスタ―された2CDと、グラミー賞のVideo of the Yearを受賞した「フィジカル」のミュージック・ビデオ等や、「Olivia: Live in Concert」のライヴ映像が収録されたDVDのボリュームたっぷりな内容で、ファンのみならず、80sファンにとっても保存版的なマスト・アイテムとなっている。 オリビアはこの40周年アニバーサリー企画について、「もう40周年経ったなんて、信じ難いけど、この美しいデラックス・エディションとしてリリースされることに、とてもワクワクしています。この作品を通して私は音楽的に新しい挑戦をすることが出来、更にはポップ・カルチャーの歴史に名を刻められたことを、とても誇りに思っています。今回のアニバーサリーを通してオーストラリア人の友人、ソングライター、そしてプロデューサーのジョン・ファーラーと、スティーヴ・キプナーと再び一緒に取り組むことが出来て、嬉しく思っています。当時、この曲の”生意気さ”に調子に乗って、行き過ぎちゃったかな、と思って心配して、当時のマネージャーだったロジャー・デイヴィーズに、シングル「フィジカル」をアルバムから外した方が良いかも、と提案したんです。そうしたら、彼は笑って『既にラジオでオンエアされては、チャートの上位へと、まっしぐらだよ!』 と私に言ったのよ」と、当時を振り返っている。 <「Physical (Remastered 2021)」> <リリース情報> シングル「Physical (Remastered 2021)」配信中 アルバム『Physical Deluxe Edition』 2CD + DVD (輸入盤&デジタルにて配信予定) 2021年10月22日発売 再生/購入 <収録予定トラックリスト> CD 1 1. Landslide (Remastered 2021) 2. Stranger’s Touch (Remastered 2021) 3. Make A Move On Me (Remastered 2021) 4. Falling… もっと読む »

【mi-gu, COIL】あらきゆうこ(MI-GU)×岡本定義(COIL)名義での待望の新曲「Run Train Run」が本日配信スタート!!黒木ユタカ監督による抒情的な影絵MVも公開!

所属事務所の企画アルバム『Augusta HAND×HAND』( 2020年12月リリース) に収録された「かなしいアイシテル」に続く、あらきゆうこ(MI-GU)×岡本定義(COIL) のコラボによる新曲「Run Train Run」の配信がスタートした。前作同様、作詞・作曲は岡本定義、共同サウンドプロデューサーにSWING-O氏を迎え、オーガニックな中にひねりの効いた楽曲となっている。あらきのソロユニット”MI-GU”のライブ定番曲「Train Run」を彷彿とさせるタイトルも印象的で、彼女のボーカリストとしての魅力が軽やかに伝わる。寄り添う岡本の歌声も秀逸で、やわらかな二人のボーカルに思わず何度もリピートしてしまう1曲だ。 リリースと同日に黒木ユタカ監督制作のMusic VideoもYouTubeにて公開された。ジャケットデザインも担当した黒木監督の抒情的でドリーミーな影絵MVも必見。 リリース翌日に控える所属事務所オフィスオーガスタ・恒例の音楽フェス”Augusta Camp 2021”(配信で開催)でのライブパフォーマンスも期待せずにはいられない。いろいろな角度から「Run Train Run」の魅力を堪能してほしい。 「Run Train Run」Music Video ■リリース情報 Run Train Run あらきゆうこ(MI-GU)×岡本定義(COIL) 配信日:2021年9月24日(金) 再生・購入 ■『Augusta HAND×HAND』 オフィスオーガスタ所属アーティストによるコラボレーション企画『Augusta HAND × HAND』。 世界中にウイルスの猛威が吹き荒れた2020年、互いに距離を取ることが日常となった世の中で、音楽を通して誰かとつながる歓びを伝えたい…そんな思いを「ともに未来を、つながる手と手」というテーマに込め、この企画のために制作されたコラボレーション楽曲を収録した作品。 「ルパン三世」「犬神家の一族」など数々の名曲を生み出している大野雄二(作曲) × 常田真太郎 (スキマスイッチ)(作詞) × 福耳による「愛を歌う」を筆頭に、松室政哉 × 山崎まさよし、元ちとせ × さかいゆう、FAITH × DedachiKenta、秦 基博 × スキマスイッチなど、今回の企画趣旨に賛同したアーティストが名を連ねた、全て新録となる全9曲のコラボレーションアルバム。 発売日:2020年12月16日 通常盤品番:UMCA-10077 通常盤価格:3,080円(税込) 【CD】 01.大野雄二 × 常田真太郎… もっと読む »

【布袋寅泰】2003年に一部流通でのみリリースされた布袋寅泰のファンクラブ限定LIVEのDVDが、新たに初ブルーレイ化&DVDでリイシューされ、本日9月22日(水)発売。今週末からは40周年記念ツアースタート。

■布袋寅泰DVD『beat crazy presents live @AX』リイシューについて 2003年5月に、一部流通でのみ販売された、ファンクラブ限定LIVEのDVD・布袋寅泰『beat crazy presents live @AX』について、2021年・布袋寅泰アーティスト活動40周年のタイミングで、DVDとブルーレイでのリイシューが実現することとなり、本日9月22日、リリースとなった。本作品のブルーレイ化は初となる。 【オリジナル作品】 布袋寅泰『beat crazy presents live @AX』DVD 2003/5/21発売 当時の品番:BCTH-00001 当時の価格:税込4,700円 発売元:IRc2 CORPORATION 販売元:日本ソフトサービス 【作品内容】・・・全18曲収録、2002年の全国ツアー「SCORPIO RISING TOUR」のファンクラブ(beat crazy)会員向け企画として、会員限定で開催されたクラブ・サーキット「SCORPIO RISING @club」のうち、渋谷AXで行われた、レアなクローズド・ライブの迫真映像。 01. SCORPIO RISING 02. RUSSIAN ROULETTE 03. SHOCK TREATMENT 04. VENUS 05. BABYLON 06. MY NAME IS DESIRE 07. PSYCHOBILLY&PUSSYCAT 08. C’MON EVERYBODY 09. GLORIOUS DAYS 10. スリル 11. POISON… もっと読む »

【T字路s】冬の全国ツアーの開催が決定!

T字路s(ティージロス) 8月に開催した初のBlue Note Tokyoでのスペシャルライヴが大好評だったT字路s。 年末に向けてのワンマンツアー「T字路s ダブルサイダーツアー2021」の開催が発表された。今回のツアーは、レコード用語で両A面を意味する「ダブルサイダー」と題し、カヴァー楽曲のステージとオリジナル楽曲のステージの2部構成で展開、T字路sの2つの側面を楽しめる内容となっているとのこと。2021年最後のツアーをどうぞお見逃しなく! T字路s ダブルサイダーツアー2021 ●11/13(土) 名古屋CLUB QUATTRO Open 16:30 / Start 17:30 前売り 4,500円 (税込み) (自由席、入場整理番号付、ドリンク代別途必要) 「チケット」 ぴあ : http://pia.jp (Pコード:204-367) ローソン : http://l-tike.com (Lコード:41906) e+ : http://eplus.jp Info : 名古屋CLUB QUATTRO / 052-264-8211 名古屋CLUB QUATTRO 名古屋市中区栄3-29-1 名古屋パルコ東館8F 052-264-8211 http://www.club-quattro.com/nagoya/ ●11/14(日) 梅田CLUB QUATTRO Open 16:30 / Start 17:30 前売り 4,500円 (税込み)… もっと読む »

【miu】天使の歌声をもつシンガー、miuの88万再生チルアンセム「dive」配信スタート

2020年4月よりYouTubeチャンネルをスタートし、開設1年半でチャンネル登録者数3.8万、総再生回数300万を突破。特にアジア圏から「calm voice」「天使の声」と高く評価されている現在21歳の女性シンガーソングライターmiu(みう)が、本日9月17日(金)にYouTube再生88万回の人気曲「dive」の配信をスタートした。 8月6日(金)に、新進気鋭のシンガー&トラックメイカーのkim taehoonプロデュースによる楽曲「game」で配信をスタートしたmiu。9月3日(金)には20歳のマルチクリエイター、桜餅ルナ(サクラモチルナ)の手によるエレクトロでハイパーな「game」のリミックスを配信。彼女にとって2曲目の配信となる「dive」は、夏の夜にピッタリなチルアンセム。天使の歌声が都会の夜とリスナーの心の中を優しく浮遊する楽曲だ。 すでに多くの反響があるocome(https://twitter.com/_oco_me_)が手掛けた「dive」のリリックビデオもぜひチェックしてみて欲しい。 miu 「dive」リリックビデオ 真夜中にふと目覚め、愛しい人を思う時。きっとこんな歌が聴きたくなるのではないだろうか。今年8月に発表した「game」に続くmiuの配信シングル第二弾「dive」は、聴く者の心を優しく揺さぶる一曲だ。この曲は2020年5月からYouTubeでリリックビデオが公開されている。1年数ヶ月経った現在、すでに88万回以上も視聴されていることから、静かに彼女の音楽が広がっているのがわかるだろう。 miuは2000年生まれ、北海道旭川市出身のシンガーソングライターだ。小学生に入っていやいやながらもピアノを習っていたというが、その経験が功を奏し中学の頃から曲作りを始めツイキャスで発表するようになった。高校2年のとき、東京のイベントに誘われて初ライヴを行ったことをきっかけにさらに音楽にのめり込み、大学進学を経て本格的にアーティスト活動をスタートした。昨年頭に開設したYouTubeのチャンネル登録者数は、すでに3万8千人を超えてじわじわと伸び続けている。 miuの曲作りの手法は非常にユニークだ。サビのフレーズが思い浮かんだら、まずは楽曲全体のストーリーの細かなディティールを作り上げる。そして出来上がった物語に沿って、丁寧に言葉とメロディを組み立てていくのだという。よって彼女の作る楽曲は、ショートフィルムを観ているように視覚的であり、短編小説の読後感にも似た感覚にさせてくれる。 「dive」は深い眠りに入っていくように、好きな人を思う気持ちの中へ潜り込んでいく感覚を描いたラブソングだ。サウンドクリエイターのHuge Mが手掛けた浮遊感に満ちたサウンドに乗せて、miuのまっすぐで少し切ない声が言葉を紡いでいく。チル、アンビエント、ローファイヒップホップなどその音楽性を説明するキーワードはいくつかあるが、確固たる音楽観に貫かれたポップソングであることに変わりはない。言葉の壁を超えて世界中からアクセスされている理由も納得だ。もしもあなたが切なく孤独な夜を過ごしているとしたなら、miuの「dive」がそっと寄り添ってくれるに違いない。 栗本 斉 Kurimoto Hitoshi 【RELEASE INFORMATION】 miu ニューシングル 「dive」 2021年9月17日(金)配信 Label: Virgin Music Label and Artist Services 再生・購入 【配信中】 シングル「game(桜餅ルナremix)」 2021年9月3日(金)配信 再生・購入 シングル「game」 2021年8月6日(金)配信 再生・購入 【miu】(みう) まるでドラマのワンシーンのように瑞々しい感性で綴られるソングライティング、ネオソウルにLo-fi hip hopの浮遊感も交じったトラックメイク、甘いのに透明…情感豊かな歌声がどこまでも心地よく思わずリピートしてしまう。 2000年4月3日生まれ、北海道旭川市出身、現在都内で活動中のシンガーソングライター。 20歳を迎えた2020年4月3日よりYouTube channelをスタートYouTube channel開設1年でチャンネル登録者数3.6万、総再生回数250万を突破!特にアジア圏から「calm voice」「天使の声」と高く評価されている。 2021年8月、新進気鋭のシンガー・トラックメイカー、kim taehoonプロデュースによる初の配信シングル「game」をリリース。 【OFFICIAL LINK】 YouTube Official Site Instagram Twitter TikTok

【WONK】11月にビルボード大阪・ブルーノート東京公演の開催が決定。

WONKが11月にビルボード大阪・ブルーノート東京公演を開催することを発表した。 11月13日(土)ビルボード大阪、11月22日(月)・23日(火・祝)ブルーノート東京にて各2部公演・計6公演を行う。 昨年行われたブルーノート東京でのライブは、早いタイミングでチケットが売切れとなる人気の公演。ビルボード大阪での公演開催は実に3年ぶりとなる。当公演は新型コロナウイルス感染症拡大防止を配慮し、席数を50%削減する形で開催される。 もともとジャズ出身のメンバーで構成されているWONK。WONKというバンド名も、敬愛するセロニアス・モンクのMをひっくり返してWにしたというエピソードで語られている。普段のライブハウスやフェス公演とはまた違ったWONK元来の魅力を感じられるだろう。 チケット発売は9月16日(木)18:00よりオフィシャルアプリ「WONK LAB」有料会員限定で抽選受付を行う。一般発売は10月18日(月)正午より発売開始となる。 なお、延期が発表された「WONK×どんぐりず東京公演」は延期日程の調整が現在も続けられているため、引き続きWONK及びどんぐりずの公式SNS、オフィシャルサイトからの情報発信を待とう。 <大阪公演情報> WONK ビルボードライブ大阪公演 日時:11月13日(土) 開場/開演時間: 1stステージ 開場14:30/開演15:30 2ndステージ 開場17:30/開演18:30 <WONK ビルボードライブ大阪公演 チケット発売> ● WONK LAB有料会員先行受付抽選 【受付期間】9月16日(木)18:00 ~9月30日(木)18:00 【抽選日】:10月1日(金) 【結果確認】:10月2日(土)13:00~10月4日(月)18:00 【入金期間】:10月2日(土)13:00~10月5日(火)21:00 【予約有効期限】:~10月6日(水)14:00 【確定日】:10月7日(木)→返券10月8日(金)まで *FC先行の枚数制限は一人四枚まで **また公演延期・中止の場合は払い戻し有り ● Club BBL会員先行=10月11日(月)正午12:00〜 http://www.billboard-live.com ● 一般予約受付開始=10月18日(月) ビルボードライブ大阪(予約開始 正午12:00〜) http://www.billboard-live.com イープラス(予約開始 午前10:00〜) https://eplus.jp/wonk/ チケットぴあ(予約開始 午前10:00〜) https://t.pia.jp <東京公演情報> WONK ブルーノート東京公演 日時:11月22日(月)・23日(火・祝) 開場/開演時間: 1stステージ 開場15:00/開演16:00 2ndステージ 開場17:45/開演18:30… もっと読む »

TikTokを使わずにゼロ年代の音楽をリバイバルする韓国系アメリカ人アーティストJames Ivy【Virgin Music Japan Picks】

執筆:カジ(Virgin Music Japan Staff) Virgin Music Japanがインディ音楽シーンで注目され始めたばかりの、気鋭な新人アーティストを紹介する企画「Virgin Music Japan Picks」。4回目となる今回は、国を跨いで多種多様なルーツを引く新世代アーティスト、James Ivy(ジェームス・アイヴィ)を取り上げる。 アメリカ・ニュージャージー出身の韓国系アメリカ人アーティストJames Ivyは、1999年生まれの若干22歳ながら、すでにシンガーソングライター、プロデューサーとして活動するマルチアーティストだ。2021年には、ClairoやCharlie Burg、Zackary Knowles擁するインディー最注目レーベルのFADERと契約し活動をさらにブーストさせた彼だが、活動を始めてからわずか数年で、インディーシーンの新鋭アーティストとして注目される存在に成長している。 音楽を始めたのは15歳。高校時代に、イギリス人アーティストCharli XCXやSOPHIEのプロデューサーとしても知られるA.G. Cookが作ったレーベル/プロデューサー集団「PC Music」から影響を受けて、独学でDIYな制作で楽曲制作を始めた。 Jamesの特徴は、「PC Music+オルタナロック」とも言える、多種多様な時代性を網羅した「ソリッド」な音楽性にある。1990年代のオルタナ・ミュージック、2000年代のポップパンク、そして2010年代の「PCミュージック」に代表されるフューチャーポップやハイパーポップなど、数世代を横断した音楽的影響を受けながら「ベストなスタイル」を追求する創作手法が評価されてきた。 最新曲「Last Star」では、2000年代前半のMTVポップパンクを前面に打ち出した、エヴァーグリーンなポップスを展開。Olivia RodrigoやThe 1975を筆頭に、近年では甘い青春を落とし込んだ「ポップであり、ロック」なスタイル、2000年代初頭のポップ・パンクやポップ・ロックがZ世代のリスナーやTikTokによって再評価される流れが著しいが、こうしたリバイバルムーブメントにおいてもJames Ivyの音楽やクリエイティブなエネルギーは、その系譜を受け継ぎアップデートしており、まさに「時代の人」とも言える。 デビューシングル「Staring Contest」では90年代的なオルタナロックな一面が伺える。イントロの印象的なギター。アコギを用いてライトな空気感を演出しつつ、そこに90年代特有のエモやグランジの泥臭さを絶妙なレベルで織り交ぜるセンス。デビュー作とは思えないほど、圧倒的な世界観にいきなり衝撃を受ける。ネオアコやギターロックをきちんと通過し、自身のスタイルに昇華させる技術が素晴らしい。 カルチャーのリバイバルは、ファッションの分野でも同様の傾向が生まれつつあり、「Y2K」と呼ばれる2000時代特有のDIY感を踏襲しつつもキラキラした多彩なスタイルのファッションが再注目されているが、音楽とファッションという二つのカルチャーの間を密接に行き来するアーティストたちは、常にトレンドを動かす存在として一目置かれている。現代の若者にとって、およそ20年前にあたる「ミレニアム」のカルチャーが最も新鮮かつ共感できるカルチャーの一つであることを様々なトレンドが示しているが、Z世代の気持ちやカルチャー同士の接合点を音楽や動画に落とし込むJamesのセンスは、現代ユースカルチャーを写す鏡のようにも思える。 昨今、多くの楽曲がTikTokユーザーによる投稿でバイラルヒットしているが、JamesはこうしたTikTok発のヒットとは一線を画している。サブスクやYouTube、SoundCloudを経由して、グラスルーツ的な広がりで、楽曲やミュージックビデオはすでにグングンと注目度を高めているのだ。 彼が受けたPC Musicからの影響と、2000年代に通ずるクリエイティブとリリシズムは、他のアーティストからも注目を集め始めている。2021年にはPorter Robinsonの「Something Comforting」のカバーをリリース。SNSでしっかり話題を醸成し、Porter Robinson本人が主催する音楽フェス「Secret Sky Virtual Festival」への出演を果たしている。2021年秋から始まるPorter Robinsonのツアーでオープニングアクトにも決まった。 グングンと注目度を高めていく中、BBC Radio 1やMTV、NYLON、Lyrical Lemonade、The Needle DropことAnthony Fantanoなどの音楽メディアやインフルエンサーに取り上げられ、メインストリームに顔を覗かせるほど勢いを増している。国内外を問わず、音楽そしてファッションを通して幅広く活躍するJames Ivyから今後も目が離せない。 Virgin Music Japan Picks記事 ハイパーポップとヒップホップを溶解するインディ音楽の新世代、Shygirl ドレイク、ザ・ウィークエンド、トロント出身アーティストに続くR&BシンガーEbhoniが注目される理由 Z世代が注目するオルタナ・ポップ・アーティスト、binkiの挑戦 バイオグラフィー… もっと読む »